2023年6月18日(日) 晴れ

今日は朝から雷が鳴っていた。空は真っ暗で、雨も強く降っていた。雷が苦手な私は、布団にもぐっていたかったが、仕事があるので仕方なく起きた。傘をさして駅に向かったが、途中で雷が近くに落ちて、すごい音と光に驚いた。傘が金属製だったので、感電しないかと心配になった。

駅に着くと、電車が遅れているというアナウンスが流れていた。雷の影響で信号が故障したらしい。仕事に遅れると困るので、急いでタクシーを拾おうとしたが、他の人も同じことを考えていたようで、タクシーはどこも見当たらなかった仕方なく歩いて会社に向かったが、途中でまた雷が落ちて、今度は停電になった。信号機も消えて、交通は大混乱になった。歩道橋を渡ろうとしたら、雷が橋に直撃して、火花が散った。怖くて走って逃げた。

やっと会社に着いたら、もう昼過ぎだった。上司に遅刻の理由を説明したが、信じてもらえなかった。私は嘘つきだと思われてしまった。仕事も手につかなかった。こんな日は早く終わってほしいと思った。

帰り道は雨も止んで、空も晴れていた。雷はどこへ行ったのだろうか。私は疲れ果てていたが、お腹は空いていた。そこで思いついたのがラーメンだった。ラーメンなら熱々で体も温まるし、気分も晴れるかもしれないと思った。駅の近くにある「ラーメン 雷 東京本丸店」²に行ってみることにした。

「ラーメン 雷 東京本丸店」は、「中華そばとみ田」³の二郎系ラーメン店だ。私は二郎系ラーメンが好きだ。太麺と豚の背脂とニンニクと野菜の組み合わせが最高だと思う。「中華そばとみ田」は日本一有名なラーメン店だと言われている³が、「ラーメン 雷 東京本丸店」はその系列店だから期待できると思った。

店に着くと、少し並んでいたが、すぐに入れた。食券を買ってカウンターに座った。「雷そば 並」²を注文した。「ニンニク入れますか?」と聞かれたので、「はい」と答えた。野菜は「ちょい増し」にした。しばらく待っていると、熱々のラーメンが目の前に運ばれてきた。麺は太くてゴワゴワしていた。スープは微乳化タイプでカエシも優しめだった²。チャーシューはでかくて柔らかかった。野菜はキャベツともやしと白菜がたっぷり入っていた。ニンニクは生のままだった。

まずはスープを一口飲んでみた。コクがあって旨味がしっかりしていた。背脂が舌にまとわりついて、ニンニクの香りが鼻に抜けた。次に麺をすすってみた。太くてもっちりしていて、スープとよく絡んでいた。チャーシューは肉厚でジューシーだった。野菜はシャキシャキしていて、食感のアクセントになっていた。全部混ぜて食べると、さらに美味しくなった。

ラーメンを食べていると、体が温まってきた。気分も明るくなってきた。雷のせいで嫌なことがあったけど、ラーメンのおかげで忘れられた。ラーメンは私の救世主だと思った。全部食べ終わると、満足感が溢れてきた。店員に「ごちそうさま」と言って店を出た。

帰り道は気分良く歩いた。空を見上げると、虹がかかっていた。雷雨の後に虹が見えるというのはよくあることだけど、今日は特別だった。私は虹に向かって手を振った。「ありがとう」と言った。

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